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不登校の中学生の復学のきっかけを父親が配信

不登校から復学するきっかけ

中学生で不登校になった後、復学するにはきっかけが必要な場合も

中学生で不登校になり、その後学校に行かない日が続き長期不登校になる場合があります。

中学生の場合、次の進路である高校受験が控えていますので復学するにも期限がある場合があります。

 

復学すればそれでよい、と言うことではなく復学した後、次の進路のことも考えて復学させる必要があります。

一度休みだしてもそのうち学校に行くだろうと思ってしまいますが、きっかけがなければ難しい事も

中学生で何かがきっかけで学校に行かなく(行けなく)なる事があります。一時的に学校を休んででもその後登校出来るようになり、継続しての登校をすることが出来れば問題はないのですが不登校になる子供は一度学校に行かなくなると続けて学校を休むことが多くあります。

 

子供自身もどこかで学校に行こうと考えることもありますが中学生にもなると、続けて休んでいると学校に行った時、何を言われるかわからないし、授業も進んでいて勉強の遅れが気になることもあり、自分では学校に行こうと思っていても「何をどうすればよいかわからない」と考えている事が多くあります。

 

我が家の場合も息子に何度か学校に行くように話をし、その時は息子も「○○日から学校に行く」とは言うのですが、いざその日になってみると、学校に行く準備をして家を出ていくのですが、結局途中で家に帰ってくる日が続きました。

 

復学をするにはきっかけがないと普通では難しい難しいことを経験上感じています。

中学生の不登校は、復学さえすれば良いわけではない

不登校期間が短期間なら学校に戻れば勉強の遅れもそれ程気にならない事もあります。短期間休んでいただけなら復学した後、継続しての登校が出来るように学校と親がフォローすればそれ程問題もなくその後も普通の学生生活を送る事が出来ます。

 

しかし、長期の不登校の場合一旦復学しても子供に休み癖がついている事が多いので些細な事で学校を休もうとします。不登校になる子供、他の子供なら気にならないような事で学校を休み出すきっかけになる事が多くあります。なので一旦復学しても、また学校を休むことがあります。

 

取り合えず学校に戻れば良いと考え、復学する事だけを考える場合がありますが長期不登校の場合、勉強の遅れがあった場合には次の進路の高校受験に影響がある事もあります。

不登校の状態から復学する事がまず第一ですがその後も重要

 もちろん復学する事が第一ですが、復学した後、継続した登校をする上で次に進路の事も考える必要があります。

中学の環境によっては希望する進路に進む事が難しくなり、進路が限られてしまう場合もあります。その辺りを子供本人の希望も考慮する必要もあります。

 

中学の次の進路、子供本人の意思を確認する必要があります。子供本人が望んでいる進路に進めることを考えておかないと復学しても次の進路に納得出来ずまた学校に行かなくなる事もあります。

 

中学の頃の子供、思春期でもあるので対応が難しい事が多くあります。それでも本人の意思を理解しておくことが重要です。

復学するには専門機関に支援をしてもらい、きっかけを作ってもらう事も必要では?

不登校から復学するきっかけ

不登校からの復学で大切なことは復学後の継続しての登校です。特に長期不登校の場合は復学後継続して登校することが難しい事が多い場合があります。

 

長期不登校の期間中、子供の体力が落ちている場合もあります。不登校期間中、外出する事も少ない場合が多く、昼夜逆転している場合などは生活リズムが狂ってしまっている場合もあります。

 

普通に学校に通っている生徒の環境と不登校を続けている場合の子供との環境はあまりに違うので体力面を考えても、すぐに疲れてしまい復学後も学校に行くことが辛くなる場合があります。また勉強の遅れの影響もあり、登校後に授業についていけない事もあります。

 

勉強の遅れは子供本人も気にしています。そんなとき、復学支援の専門機関に協力をしてもらい、高校受験のことを子供と考えることも不登校からの復学するするきっかけになる事もあります。

中学生の復学は不登校期間中の勉強の遅れも気になります

そのような場合、復学を支援している第三者の力を借りる事も継続登校をする為には必要な事です。不登校専門の支援機関は学校に行っていない時から復学した時のことや、復学後の継続登校中の子供への対応方法や勉強の遅れの事など、不登校の状態から復学後まで全体を通しての指導をしてくれる期間もあります。

 

我が家の息子も不登校専門の機関の指導の元、復学をしてその後継続登校な繋げていくことが出来ました。息子本人が転校してでも以前通っていた中学の付属高校に行くより受験をして公立の高校に行くことを望みましたので我が家は転校と言う形の復学を選び、その為に必要な事を不登校専門の支援機関の方と相談しながら復学への準備をしていきました。

復学後は継続しての登校をする事が中学生の復学を克服する事にも繋がる

不登校から復学し、その後継続登校が出来るようにしていくわけですが継続登校中にも色々な事が起こります。その都度、子供は学校から逃げようとする事が多くあります。そのような時、「学校に行く事が当り前」と言う事を子供に意識させることが重要です。

 

どうしても不登校になってしまうとまず様子を見ようとする事が多いですが、その様子を見ることが学校に行かない事が当り前になり結局長期不登校になってしまうことに繋がってしまう事が多くあります。

 

「ちょっとした事では休まない」そう言った考えを子供自身に持たせ、壁を乗り越えさせて行くことで中学の次に進路や社会に出ていく時に必要な自立をしていくことにも繋がります。

 

 子供が自立していく力を付けていく事が不登校を克服する事にも繋がります。

まとめ

不登校になっている子供達、それぞれ環境が違います。復学するにせよ不登校を解決するには色々なケースがあり家族だけではどうする事も出来ないことも多くあります。時には第三者の支援を受けないと復学・解決出来ない事もあります。

 

不登校からの復学、学校に戻れば良いと言うものではありません。復学し、継続しての登校をし、そして自立できるようにしていく。子供自身が自分の力で社会に出ていく時にも生活していける。

 

その為には次の進路を考える事をきっかけにして復学・解決させていく事が重要です。

不登校から復学するきっかけ