中学生で不登校になった場合、高校受験をするには

中学生で不登校になると一番気になることは高校受験では?

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中学生で不登校になり学校を休むようになった時、一番気になることは高校受験の事です。

高校受験、中学校での出席日数が足らないと受験出来ない高校もあります。出席日数が足らないと内申書にも影響がある場合もあり、不登校になってしまうと必要な出席日数が足らなくなることが多くあります。

 

普通の中学生の学生生活をしていると病気や怪我などの場合を除いて長期間学校を休むことはありません。

しかし不登校になってしまうと1週間や1ヵ月、時には数ヶ月もの間、続けて学校を休むこともあります。どこの中学校でも続けて学校を休むということは考えていないので不登校での長期間の欠席はやはり特別な事です。

 

中学生からの高校受験、志望校を決める期限もあります。出席日数と期限から高校受験が出来なくなる場合もありますので高校受験をする為にする事を優先させる必要があります。

不登校になった中学生が高校受験をするには?

高校受験、志望校によって条件が異なります。中学生で不登校になった場合、条件によっては希望する高校を受験する事が出来ないこともあります。

 

不登校から復学し、その後受験する高校を選ぶことが多いですが、復学する前に希望する高校を受験する事が出来るかを調べておく事も重要な事です。

中学生の不登校の状態から高校受験をするには条件があります。

高校を受験する為には決まった出席日数と内申書の内容が重要になります。出席日数に関しては公立中学の場合、市町村によって異なり各学年の決まった学期以前の出席日数は考慮しない事もあります。また内申書も同様な事があります。

 

私立の場合は中間一貫校の場合はそれ程条件が厳しくない事が多く、高校受験をする事は可能な場合が多くあります。中学生で不登校のままでもそのまま一貫校の高校を受験し高校に入学する事も可能です。

只、その場合高校は出席日数が足らなくなると留年となりますので結局そのまま学年を上がる事が出来ず結局学校を辞めてしまう事になるケースが多くあります。

不登校から高校受験をするには中学での出席日数も関係します

不登校になってしまうとあっと言う間に欠席日数が増え、高校受験に必要な出席日数が足らなくなります。不登校になる前、親としては続けて学校を休む事など全く考えていないので突然不登校になり、学校を休み出すとまず出席日数の事が気になります。

 

どんな形でも学校に再び通うようになればいいのですが一度休み出すと中々再登校しない(出来ない)事が不登校の大きな問題です。

不登校になると中学での内申書によっては高校受験が難しいケースもあります

学校に通っている期間の成績が高校受験には問題がなくても学校を休みだすと内申書の内容は全く違うものになります。学校に通っていない期間の成績が内申書の内容になると、高校受験の為の評価が大きく異なり志望校を選ぶ際に大きな影響が出ることとなります。

 

内申書の内容、出席日数と合わせて高校受験をする為には決まった条件があります。

高校受験をする為に不登校になった中学から転校するケースもあります

我が家の息子のケースですが通っていた中学から他の中学に転校して広告受験をする事もあります。息子、私立の中学に通っていましたが公立の中学に転校してでも公立の高校に通いたいという強い意志がありました。復学支援期間の方が不登校期間中に息子の本当の気持ちを聞き出す事をしてくれた際、元の私立の中学に復学する意思はあるが公立の高校を受験したい意思が強く、公立の中学に転校することも選択肢になりました。

 

その後、息子自身も相当悩みましたが結局公立の中学に転校する事を選びました。進みたい進路が決まればその為に必要な行動を迅速にする。父親である私自身、受験して合格して通っていた私立の中学から転校する事を受け入れるのに時間が掛りましたし、悩みもしました。

 

しかし、息子本人が決めた事、選んだ事なので公立中学への転校をする事を受け入れました。

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中学生で不登校になり転校して高校受験をした息子のケース

公立中学への転校を決め、公立中学から公立高校を受験する為の条件を調べると息子が学校に休んでいた期間の出席状況は高校受験には影響がない事がわかり、内申書も転校後に期間の内容でよいという事がわかったので、転校する事へも抵抗はありませんでした。

 

しかし、11ヶ月の期間、長期不登校が続いていましたので復学(転校)後、継続して登校する事が出来るのか?勉強の遅れは取り戻す事が出来るのか?など、その辺りは不安な事が多くありましたが高校受験を目指して、継続登校をし、勉強の遅れも取り戻すことが出来る事を前提条件として見守る事としました。(そのようにするしか他に選択肢がなかったのも事実です)

中学生で不登校になった後、高校受験をする為に重要な事

中学校で不登校になると取りあえず通っていた学校に復学する事を考える事が一番多くあります。1か月以内程度の短期間の不登校なら通っていた学校に戻る事で問題がないですが学校を休んでいる期間が長期間になっている場合は元の通っていた学校から高校を受験をする場合の条件を確認する必要があります。

 

子供本人が受験したい高校を受験する事が出来るか?出席日数、内申書に必要な時期・期間等の詳細を調べる必要があります。

高校受験に必要な条件を確認せず、取り合えず復学はしたものの、いざ高校受験の準備をしようとした時に志望校を受験出来ない事もあります。

 

中学生で不登校になった場合の高校受験、中学生の期間に限りがあるのと高校受験の為の条件、どちらも重要な事ですので子供・学校と相談しながら慎重に進める必要があります。

中学生で不登校になった場合の受験する高校の選び方

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不登校になった子供が選ぶ高校選び、子供の意思を尊重する事が重要です。不登校になってしまっているという事は一度躓いている事になります。高校は学校に行かないようになると出席日数が足らなくなり、留年する事になります。

 

高校を選ぶ際、子供の意思を尊重する事で「自分で選んだ高校」と自覚するようになります。逆に親が選んだ(勧めた)高校を受験した場合には「行かされている」感を子供が持つ事がありますので、学校を再び休みだす事に繋がる場合もあります。

 

高校生ともなると子供本人の意思・責任も考える事が重要です。「自分で決めた学校に通って行く」こうした事が自立する事にも繋がっていきます。

中学生で不登校になり高校受験をする事以上に重要な事

中学生で不登校なると次の進路である高校受験をどうするか?で悩みます。通っていた学校に戻り、希望する高校を受験する事が出来れば問題はないですが受験して合格した高校が本当に子供の行きたかった学校であるか、を考える必要もあります。

 

中学生での不登校、子供と学校が合っていない事が原因の事もあります。中学生の頃、思春期でもありますので、それまで出てこなかった本来の性格が出て来だします。その本来の性格と受験しようとしている高校が合っているかを考える事も必要です。

 

高校は義務教育ではないので学校を休み出すと復学することが中学生以上に難しくなりますので子供と学校との相性を良く考える事が重要です。

まとめ

中学生で不登校になり復学し高校受験をする。高校受験の為には、色々なケースがあります。復学するのがよいのか、進みたい進路の為に転校するのがよいのか、子供によって考え方はそれぞれです。

 

他人のケースは参考にはなりますが、その方法が最善だとは限りません。最も重要な事は子供自身の進みたい進路に進ませ、その進路が子供にあっているかを考える事が重要です。

 

高校受験だけを選択肢にする事以外にも通信制や専門学校がよい場合もあります。子供が将来自立する為に最善の進路を選ぶことが出来ればよいと考えています。

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