不登校になる子供には共通した特徴があります。それは他の子供達とは少し違い、繊細で感受性が強い性格である事が多くあります。ある意味独特の性格だとも言えますが長所でもあるのでその個性を生かせることが出来れば克服することにも繋がります。
感受性が強いことが不登校になる子供の特長の一つ
感受性が強い=繊細とも言われます。
どういう事かと言うと、他の子供なら聞き流してしまうような何気ない事でも繊細で感受性が強い子供の場合はその事が気になってしまいます。物事を深く考える、他人とは違う解釈をする、自分なりの判断で違う意味に受けとる・・・
そのような事などで他の子供には気にならない事も感受性の強さから、他人とは違う判断をしてしまう事があります。些細な事で傷つき、そして学校に行きたくなくなる「きっかけ」となってしまう事もあります。
感受性が強いことは個性的で良い面もあるのですが
不登校になる子供を見ていると独特の世界観を持っていると感じます。私の息子もやはり独特です。物事に打ち込む事など、他の子供とは違う集中力を持っています。
いやな事はやらない。その変わり、気に入った事は徹底的にやる。不登校になる子供達はそんな傾向があります。
また絵や音楽などの芸術的才能が優れている事も多くあります。なのでそのような特長を生かせる教育をすると他の子供が持っていない才能を開花出来る事も多くあります。また団体生活には合わないような事もあるのではないか、と私は思っています。
社会人になる為にはやはり団体生活が必要
中学生で不登校になり、何かを持ち合わせている才能を見いだせても、それだけで社会で通用するかと言うと決してそのような事はありません。やはり、最低でも高校に通うことは必要だと考えています。高校以外にも専門学校という選択肢もありますが、やはり団体生活で教育を受ける事で社会での適応性を身に付ける必要があると言われています。
特別に飛びぬけた才能があれば別ですが、やはり団体生活が出来た上で個性が伸ばせるような環境で学ぶ事が結局は社会で出てから持てる才能を発揮出来る事になると私は考えています。
感受性が強く繊細な子供にはそれに適した育て方があります。他の子供達と同じように育てる事以外の育て方を考える事や、兄弟であっても一人一人生性格は違うので、その子供に合った育て方をする事が重要だと言われています。
不登校になる個性的な性格を伸ばせるような環境で育てる事が出来れば最善ではないでしょうか?
まとめ
不登校になる子供の特長、独特のものです。個性的、他と違う、少し変わっている・・・などと言われることがあります。感受性が多いことが多く他の子供が気にならないことも気にしてしまう繊細さを持っている事も多くあります。
感受性が強い場合には団体生活には馴染まないこともあり、それが不登校に繋がってしまう事もあります。しかし団体生活に馴染まないといっても大人になり社会に出ていくには団体生活も必要な場合が多くあります。
不登校になり学校以外の選択肢を探すことが多くあるようですが元の学校生活に戻れることをまず第一に考えることが重要だと我が家の息子を見ていてもそう思います。
どうしても元の学校に戻れないような場合は他の進路の選択肢も考える必要があると思いますが子供の特長をよく理解して慎重に判断をする事が必要です。
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